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12/8(日)大ヒット御礼舞台挨拶イベントレポート

12/8(日)、本作の大ヒットを祝し、公開記念舞台挨拶を実施いたしました!
登場したのは、「忠臣蔵」すべての始まりとなった、赤穂藩藩主・浅野内匠頭を演じた阿部サダヲさんと中村義洋監督。
撮影当時のエピソードや役作りについてなど、たっぷりとお話しいただきました!

大きな拍手で迎えられ、場内に現れた阿部サダヲさんと中村義洋監督。公開初日から2週間を経過した今もなお、口コミが広がって大きな盛り上がりをみせている本作。場内に登場するや否や、「中村監督の作品の中で、浅野内匠頭役を演じることができて嬉しかったです。」と感謝の気持ちをコメントしつつ、上映後となる今回の舞台挨拶に対し、出番の少ない役柄だったことを不安に感じたのか、「観た方たちですよね?大丈夫でしたか?」と思わず確認する場面も。中村監督も「上映前ならごまかせたけど、上映後だから今日を迎えるのが不安だったんです(笑)。」とまさかの心境を告白。イベント開始直後から場内には笑いが!

阿部へ浅野内匠頭役をオファーした経緯を「サダヲさんが出てくれたらお客さんも、映画の内容がすぐにコメディーだと分かってもらえるからいいな…と。大河ドラマへの出演も決まっていたから無理だと思っていたんだけど、前半空いているって言うから。」と明かし、阿部は「ちょうどその頃、時間がたっぷりあって(笑)。ジムとか通っていたくらい。もうお芝居したくてたまらなかったので嬉しかったんです。気合入ってました!」と浅野内匠頭役に相当な気合が入っていたのだとか。

忠臣蔵をテーマにした作品への参加が初めてだったという阿部は、役作りの中で過去の時代劇を観ながらイメージを膨らませていたそう。特に風間杜夫さんが演じた浅野内匠頭役を参考にしていたと言い、「忠臣蔵という話自体は知っていたけど、浅野内匠頭がこんなに周囲に迷惑をかける人だとは思っていなくて(笑)。この作品の中では、カメラに向かって斬りかかるお芝居を楽しんでいました。」と撮影時の思い出を披露。中村監督も「その時の発声がとにかく素晴らしくて。現場でセリフを増やしたりもしたんです。」と撮影秘話を交えて語り、阿部がこれまでのイメージを覆す、見事な浅野内匠頭を劇中で披露していることに太鼓判を押していた。

浅野内匠頭のため、討ち入りを実行する四十七士についての話になると、阿部は「堤さんとは二度目の共演なんですが、面白い方だなと。前回共演した作品でも芸者遊びされていましたし(笑)。」と劇中で見事な遊び人っぷりを披露する堤の姿を面白がる様子も。一方で、冒頭に描かれる火消しのシーンでは、打ち合わせもせずに息のあった演技ができたというエピソードを明かし、「あれは嬉しかったですね。」とさすがの演技に信頼を寄せるコメントも。劇中、浅野内匠頭役の切腹シーンでは、介錯人として千葉雄大が出演していることにも触れられると、阿部は自身より出演時間の短い千葉に対し「こういうのをカメオ出演というんですかね(笑)?」と言うと、すかさず中村監督も「そうかも」と相槌を打ち、場内には笑いが。

イベント終盤には、来場者に「決算!忠臣蔵」非売品のオリジナルグッズが当たる特別抽選会を実施!阿部や中村監督が引いたクジの番号に座っている人にプレゼントが当たるというルールになっており、映画の製作期間中に作ったトートバックやサイン付ノベライズ本、オリジナルの法被などがプレゼントに。お金を出しても買えない貴重なグッズの数々に場内も盛り上がりをみせ、楽しそうな様子で抽選会を行う阿部と中村監督。

実は本作には、千葉の出演のように、何度も観ないと気が付かないような小ネタも満載で、浅野内匠頭が吉良に切りかかった当時、太陽と窓枠の関係で光が明滅していたと言われる様子を照明で再現していたり、堤演じる大石内蔵助が映画の後半、浅野内匠頭を思い出すシーンで聞こえるかどうかのボリュームで阿部のあるセリフを活かしていたりと、細かい演出のこだわりも明かされ、ここでしか聞けない濃密なトーク内容に。最後に、「今日話したような小ネタに気づかなかったら、ぜひもう一回観に来てください。」と中村監督がコメント。阿部も「笑いももちろんですが、ホロリとくるシーンもある作品です。とても分かりやすく忠臣蔵を描いていると思うので、ぜひ他の人にも勧めて欲しいです。」とアピール。いよいよ、今週土曜の12月14日(土)には歴史上の討ち入りの日を迎える中で、もっともっと、映画が盛り上がるようにと祈りをこめて舞台挨拶を締めくくりました。