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ドラマ名 | 半径5メートル |
話数 | 全 10話 |
放送年(季節) | 2021年 (春) 2021/04/30 (金) |
ジャンル | マスコミ |
放送局 | NHK |
監督・演出 脚本 制作 | 三島有紀子 橋部敦子 NHK |
歌手「主題歌」 | ー |
(役名)出演者 | (前田風未香)芳根京子 (亀山宝子)永作博美 (-)毎熊克哉 (-)真飛聖 (-)山田真歩 (-)北村有起哉 |
週刊「女性ライフ」編集者・風未香(ふみか、芳根京子)は、芸能ゴシップを追いかける「一折(いちおり)」班で失態を演じ、生活情報など読者の身近な関心事を掘り下げる「二折(におり)」班に異動となる。そこで出会ったのは、名物ベテラン記者・宝子(たからこ、永作博美)。「事件」「スクープ」をあわただしく追いかける一折班に比べ、二折班は一見ユルく見え、中でも宝子の取材ぶりは一風変わっていた。例えば、スーパーでレトルトおでんを買おうとした主婦が、見知らぬ男性から「おでんぐらい自分で作れ」と怒られたという話題では、宝子はジェンダー論にくみせず、なぜかコンニャク作りを始めるのだ。
引用元:NHK公式サイト(https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/22000/442717.html)
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ドラマ「半径5メートル」のあらすじネタバレ・感想、口コミ、評価(第一話~最終話)
1話:2021年4月30日(金)放送
週刊「女性ライフ」編集者・風未香(ふみか、芳根京子)は、芸能ゴシップを追いかける「一折(いちおり)」班で失態を演じ、生活情報など読者の身近な関心事を掘り下げる「二折(におり)」班に異動となる。そこで出会ったのは、名物ベテラン記者・宝子(たからこ、永作博美)。「事件」「スクープ」をあわただしく追いかける一折班に比べ、二折班は一見ユルく見え、中でも宝子の取材ぶりは一風変わっていた。例えば、スーパーでレトルトおでんを買おうとした主婦が、見知らぬ男性から「おでんぐらい自分で作れ」と怒られたという話題では、宝子はジェンダー論にくみせず、なぜかコンニャク作りを始めるのだ。はじめは何の意味があるのかさっぱりわからない風未香だったが、人とは違うアプローチから見えてくるものに次第に気が付き、宝子をメンターとして成長していく。
https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/22000/442717.html
毎回ワンテーマ、身近な問題を取り上げ、「取材する側」の個人的事情や「もやもや」も交えて、さまざまな
人間模様が描かれる。やがて風未香は、「半径5メートル」のネタから世の中を揺り動かしていく……!
老舗出版社の女性週刊誌で芸能スクープを扱う花形部署「一折」でミスをやらかし、生活情報を扱う「二折」へ異動となった芳根京子演じる主人公。
永作博美演じるフリーライター宝子に付いて独特のアプローチ方法での取材に付き合わされるうち、自分なりの視点で記事を書きはじめる。
一折では、清廉なメンタリティが邪魔をしてスキャンダルを貪欲に追いかけきれず挫折を味わう。
一折の先輩記者 毎熊克哉。他作品ではイケメンにギリギリみえるのかどうか疑問がつきまといがちだったが、今回はアクの強さがいい塩梅にハマりちょっとカッコ良くみえる。
クセ強めの二折の同僚たち。特にトランスジェンダーの編集者を演じる北村有起哉。一折の編集長役でもおかしくないが、個性炸裂でかなり楽しそうに演じている。三島有紀子がチーフ演出。出版社のセットが素晴らしい。床のタイル、夜のシーンで映し出された外のテラスとのつながりは枯山水のような美しさ。民放は、もう少しNHKを見習って欲しいと思わせるドラマ。ラブコメや重たい人間話とかじゃなく、週刊誌の小ネタみたいな部分を切り取る辺り、企画力が素晴らしい。1話を見て、そういえば、ポテトサラダおじさん(今回はおでんおじさん)ってあったなぁと思って見ていたが、ただ主観で語るのではなく、おじさん側からの視点も描き、強がってしまう夫側の気持ちも理解できるが、時代錯誤の人なんだなと感じられた。また、風未香が、どう成長するのか、週刊誌の記者として、自分の意見を考えられるのか、そこの視点としても面白そう。そして、永作さんって、存在が可愛すぎる。
半径5メートルの第1話の感想は、社会問題を扱っていてすごくテンポよく楽しく見れました。女性週刊誌の現場はスクープ合戦となっていてめちゃくちゃハードな仕事だなと思いました。芳根京子さん演じる主人公の風未香が担当する芸能人たちのスキャンダルを扱うのは精神的にも大変そうでしたが、移動になった二折班は少しゆるい雰囲気があり、個性的なメンバーとの仕事は楽しそうだなと思いました。特に北村有起哉さん演じる香織さんの女装のクオリティの高さに驚きました。自然な感じでこういうおばさんいるなと思いました。今回のテーマはおでんおじさん、ということでTwitterで話題になった問題を取り上げているんだなと気づきました。おでんおじさんのためにこんにゃくから手作りするなんてかなりやりすぎだなと思いましたが、一読者としてはとても興味深い記事になると思いました。取材をうけた主婦の方の育児や家事に追われる気持ちは痛いほどよくわかります。一方で実は家族に内緒で配送の仕事をしていた旦那さんがものすごく切なくて仕方ありませんでした。そして奥さんの前で涙する旦那さんの姿に泣けました。男性は強くいなければいけない、という固定観念はものすごくいろんな方を苦しめているのかもしれません。いろいろ考えさせられました。永作博美さん演じる宝子さんがとてもかわいかったです。半径5メートル第1話は今後の展開が楽しみになるストーリーでした。次回も期待しています。
2話:5月7日放送
目覚めたら山辺(毎熊克哉)とベッドを共にしていた風未香(芳根京子)。以来、山辺はただ泊まりに来ては朝、会社に行くということを繰り返し、風未香を混乱させる。ある日企画会議で女性用風俗が話題になり、風未香は宝子(永作博美)と共に様々な「出張ホスト」とのデートを体験取材することに。そんな中、デスクの丸山(尾美としのり)は、宝子が取材した利用者の中に妻の絵美(片岡礼子)がいることに気づきがく然とする。
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3話:5月14日放送
風未香(芳根京子)が書いたカリスマミニマリストの記事を読んだ実家の母・祥子(いしのようこ)が物を捨てまくるようになった。長年家族で囲んできたダイニングテーブルまで捨ててしまい、父・和彦(小林隆)は激怒、大喧嘩(げんか)となる。そんな中、宝子(永作博美)は「私はこれを捨てられません」というテーマで記事を書こうと言い出し、絵本作家・いずみようじ(塚本晋也)の家などあちこちに風未香を連れ回す。
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半径5メートル 第3話を視聴した感想です。
ミニマリストの記事から発生した、風未香の実家の話題を楽しんで見ました。長年使用してきたダイニングテーブルを思い切って売り飛ばしてしまった祥子の行動は、あまりに大胆でびっくりして、少し笑ってしまいました。その後に聞くことになった和彦の愚痴めいた発言にも、なるほど、と多少共感しながらも、やはり少し笑ってしまいました。夫婦1人ずつが、それぞれ娘の風未香に気持ちを吐き出して聞いてもらっている、という感じが伝わりました。長年連れそってきた夫婦にも、疲れが溜まってきていて、こうして毒を吐き出すことになってくるのか…などと、考えながら聞いていました。結果的には、吐き出す毒はきれいに出してしまって祥子と和彦は円満な状態に収まったようで、納得する状態になり、良かったです。
宝子に関しては、まだまだ掴みきれません。不思議な女性ですね。いろんな引き出しを一杯持っている、というところでしょうか。風未香の部屋に強引に入り込んできて、山辺がいるのもモノともせず、自分の目的を果たしていく、という行動は、もっとも宝子らしさが表れていた場面であると感じました。次の海老原の話題も楽しみです。
第3話のテーマは、物を捨てられるか捨てられないか。「断捨離」や「ミニマリスト」などの言葉は一般的になりつつあります。なるべく物を持たずにシンプルに暮らす人と、なかなか物が捨てられずごちゃごちゃした部屋で暮らす人。持たざる者と持つ者、どちらが幸せなのかなかなか考え込んでしまうテーマです。ミニマリストで有名になったカリスマ主婦に取材した記事で、晴れて独り立ちした風未香。しかし、物事はそう上手く運んではくれない。その記事に影響を受けて、風未香の母が断捨離に目覚めてしまったのだ。父が大切にしていたダイニングテーブルまで許可なく処分してしまい、離婚寸前の危機に、テーブルを捨てた・捨てないで、離婚寸前の喧嘩をしてしまうほど揉める理由は、どこにあるのだろう思い返すと、私自身も物に限らず人間関係や思い出まで、容赦なく整理する性質です。写真を撮る習慣もないため、フォルダはすっからかんで、「物がある」状態そのものにストレスを感じる性格ゆえの断捨離癖が抜けないです。潔いように見られることもあるが、私自身は「懐かしく思い返す出来事そのものがない」状態に寂しさを感じることもよくあります。物には、値段で判断できない価値が宿っていることが多いです。風未香の父親にとって、27年もの間リビングに鎮座していたテーブルは、ただのテーブルではなかったのです。家族との思い出が隅々にまで宿ったテーブルだった。その思い出ごと軽んじられ、勝手に捨てられたと思い込んでしまったからこそ、大喧嘩に繋がったと思いました。物を捨てるって、なんだろう。物を大切にするって、どういうことだろう。大切なものをひとつ選ぶって、何を決めることなんだろう。自身の断捨離癖を見直したい、そう思えた回でした。
4話:5月21日放送
子どものSNSについて特集することになった風未香(芳根京子)と宝子(永作博美)たち。7年前、トランスジェンダーであることをカミングアウトし離婚した香織(北村有起哉)は、若い女性になりすまして娘の怜奈(上野鈴華)とSNSでつながっていた。怜奈からどうしても会いたいと食い下がられた香織は、風未香に秘密を話し、代わりに会ってくれと頼み込む。だが深夜になっても帰宅しない娘の前に自ら姿を見せることに…。
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半径5メートルの第4話はネットでのなりすまし問題はもちろん、香織さんのトランスジェンダー問題も丁寧に描いており、すごく心に響くストーリーでした。SNSで出会った友達は本当の友達か、という問いがありましたが、今ではリアルでなかなか出会うことが難しいので、ネットの中で気が合う人を見つけることもありなのではないかなと個人的には思います。香織さんがSNSで実の娘さんと会話するところはすごく切なかったですが、ネットがあるからこそ出会えたともいえるのではないかと感じました。家出した娘さんを心配してパパとして男の恰好をして現れたときには本当に娘のことを考えているひとりの親なんだなと言う気がして胸が熱くなりました。ファミレスで食べていたパンケーキが鈴カステラみたいなのがすごく気になってしまいましたが…。また、風未香がまさかの女子高生になりすまして、家出少女のふりをしたとき、ちゃんと保護する団体の方が来てくれたことに驚きました。ちゃんとそういう女子を守ってくれる人がいるとしたら安心ですね。芳根京子さんの女子高生姿もなかなか似合っていましたね。香織さんが娘さんを家に呼んで、すべてを打ち明けるところも素晴らしかったです。娘さんが実は女子が好き、というオチにはちょっと驚きましたし、お母さんが知ったらすごく複雑だろうなと思います。半径5メートル第4話は北村有起哉さんの演技が素晴らしくて思わず見入ってしまいました。女装姿もはまっていて素敵です。
半径5メートル第4話では中高生のSNS事情が主なテーマとなっていました。SNSでいつでも知らない人と繋がれるっていい面もあり、悪い面もあるというとっても難しい道具ですよね。現代ではゲームの世界でも繋がることができるなんて知りませんでした。確かに現実世界である自分が本当の自分ですとは胸を張っていえません。本当の自分がどこにあるかなんて自分では分からないし、ましてや他人にもわからないと思います。そうやって本当の自分をネットに探すのも1つの手なのかなと思わせられました。だからといって、無闇に知らない人に会ったりすることはできないですが。また、ドラマ内では北村有起哉さん演じるトランスジェンダーの女性が娘にカミングアウトをするところも重要なシーンでした。娘にはカッコよく自分らしくなんて言っていても本当の自分を見せていない自分の矛盾に気づいているからこそ最後の娘の言葉に理解を示し、寄り添うことができているのではと話の流れも完璧でした。この親子に幸せになってほしい。そう心から願ったし、自分らしく生きづらいと思っている人にぜひこのドラマを見てほしいです。そして、このドラマのように行くかどうかは分からないけど、もっと世界は広いということを知ってほしいですね。
5月21日放送の、NHKドラマ10「半径5メートル」第4話は「なりすまし」がテーマでした。また、SNSの功罪について、そしてトランスジェンダーについても掘り下げていました。
今回は、「子供のSNS」について特集記事を組むことになった編集部の話で、風未香(芳根京子さん)が女子高生になりすましたり、北村有起哉さん演じるカオリンこと香織さんの素性も明かされたりと、中身の濃い回でした。
トランスジェンダーである自分を偽らないために家族と離れ、愛する娘の怜奈(上野鈴華さん)とSNSで繋がっているカオリンは、25歳の女性に「なりすまし」ているため、自分が父親だと名乗りを上げることができないため、風未香(芳根京子さん)に「なりすまし」を依頼して娘と会ってもらいます。
男として女性と結婚し家庭を持ったのに、本当の自分でいるためにその家庭を捨て「女」として暮らすようになったのに、一番自分を知って欲しいはずの娘に真実を偽ってしまうジレンマ。事情と感情が入れ子のようになった複雑な状態で切なかったです。普段ほかのドラマ等で見ている北村有起哉さんは、女性っぽい雰囲気とは無縁なイメージなのに、この回で「男」の姿になった時のほうが違和感を覚えて驚きました。
このドラマに流れる優しくて繊細な雰囲気にいつも魅了されていますが、今回は特に北村さんの美しさと、女子高生姿の芳根さんの可愛らしさが印象的でした。
北村有起哉の演技に、心をすべて持っていかれました。元々は男性で、結婚し妻も子どももいたけれど、7年前に「やっぱり女性として生きていきたい」と告白し離婚することになった過去を持つ香織。身分を偽って実の娘とメッセージのやりとりをしていた。高校生で年頃の娘の、思春期にありがちな悩みを聞きつつ、「自分として生きることが大事」とアドバイスし続けます。一度は結婚し家庭を持った身でありながら、男性から女性へと生き方を変える決意をするのは相当な勇気が必要だったと思います。普段はクールに見える香織、心の内では誰にも言えない悩みや苦しみを抱えていたのかもしれないです。私自身、家庭を持ったことも性別を変えたこともないけれど、どれだけの苦しみとともにこの人は今ここにいるんだろうと思ったら、なんとも言えず泣けてきてしまいました。とにかく北村有起哉の演技が上手いです。お手洗いで偶然会った宝子に思わず「ハグしてもらっていいですか」と言うシーンでは、もらい泣きをしました。これまでの苦労、積み重ねてきたものすべてに耐えられなくなった瞬間を表しているように見えてたまらなくなりました。最後には、しっかり娘に会って、離婚した理由や、本当は女性として生きていきたい希望も伝えています。カミングアウトを受けた娘が「女性になったパパが見たい」と言ったり、「呼び方はパパでいいの?」と聞いたりして、自然に受け入れている様子も見ていてホッとしました。まだまだ難しいかもしれないですけど、すべての人が、望む生き方で生きられる世の中になればいいのにと思います。「許可する・許可しない」の軸で語られることがなくなりますようにと思います。
ドラマ半径5メートル第4話 SNSでのやり取りから始まるこの回のお話は、別れた娘になりすましで相談を受ける父親で今は女性として生きている香織さんが、なんとも複雑な表情を見せるところが、親心が見え隠れしていて、とても感情がよく伝わってくる感じがしました。直接会いたいと言われて困っている表情はとてもリアルで演じている北村有起哉さんの演技力が素晴らしいと思いました。現代のツールとしてなくてはならない存在なっているSNSですが、表向きの便利さとは裏腹に危ない面も多々持ち合わせているので、使い方を間違えたらとんでもないことになると改めて身の引き締まる想いでした。自分だけでなく、家族もまた、無防備にSNSに翻弄されないように気をつけてほしいと思いました。幸い香織さんの娘さんは、夜にファミレスにいるところを父親である香織さんが、うまく見つけてそこから親子が縮まる良いきっかけになったので、本当に良かったなあと思いました。自分の家に娘を連れて行き、ありのままを告白して、娘がとてもまっすぐな目で父親を見つめている表情が印象的でした。ずっと会いたいけれど会えない気持ちを抱えたままだった香織さんが娘とよい関係を築けたことが、良かったです。
半径5メートル 第4話を見た感想ですが、子どものSNSについての特徴で、表アカウント、裏アカウントなどが存在していて高校生なども使いこなしているのが印象的でした。位置情報システムなどもあり、親ではなく同じ高校に通う友人達がチェックすることもあるなど、今の子供達ならではの苦労などがわかりました。主人公、風未香の同僚でいつもキレイに化粧をしているトランジェスターの香織が、25才と偽って自分の娘と裏アカウントで連絡をとるなど、なりすましが簡単にできることがあらためてわかります。娘と会うために、いつもの女装から父親として男のフリをする香織。演じている北村有起哉さんは、女性としての香織の動作や立振舞いの姿勢が美しいです。ハイヒールや派手めな女性の服を見事に着こなしていて魅力的です。娘の怜奈は、両親が離婚した理由を母親が話してくれないと言いますが、お母さんも娘に話せなかったのではないでしょうか。それでも父親の文句など言わなかったのが偉かったと思いました。悩んだすえに、自分の娘を自宅に連れてきて本当のことを打ち明ける香織ですが、子どもはすんなりと受け入れてくれます。今までのアカウントのやり取りの中に愛情が感じたからこそ、受け入れることができのではないでしょうか。
5話:5月28日放送
山辺(毎熊克哉)が特大スクープを取るが、ネタ元の陰謀とわかり窮地に追い込まれる。一方、風未香(芳根京子)は児童養護施設に匿名で寄付をするボランティアたちを取材。調べるうちに、昔クリスマスケーキを施設に配り歩いてヒーロー視されていた巻上(緒形直人)という人物の存在を知る。その頃、宝子(永作博美)はなぜか単独行動が目立ち、編集長の亜希(真飛聖)しか知らない謎の取材を進めていた。
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半径5メートル第5話では週刊誌らしい話でした。やっぱり週刊誌記者だって人間ですよね。人の不幸や裏側を楽しんで調べているわけじゃないということがとても伝わってきました。特にこのドラマのなかでは毎熊克哉さん演じる山辺さんがその悩みに苦しんでいました。彼の人生を壊してしまった。周りの編集者がスクープで喜んでいても、自分は素直に喜べない。そんな姿を見ると苦しくなりました。でも、生きていくために仕事をしなきゃいけない。そんな気持ちに少しでも寄り添うことのできる芳根京子さん演じる前田がいて良かったと思いました。そんな主人公の前田はボランティアヒーローについて取材中。すると、寄付されたサンタクロースのケーキが賞味期限切れで問題となった過去の事件に突き当たりました。それが永作博美さん演じる宝子さんの過去に繋がっていきそうな予感です。宝子さんは今まで面白い人というイメージだったけれど、色々週刊誌記者としての過去がありそうですね。その経験が山辺を支える力になってくれそうで期待しています。でも、その前に宝子さんが10年も費やしたスクープの真相を知って崩れてしまいそうで視聴者としては少し不安です。でも、前田がいれば大丈夫かもしれないですね。
山辺がとある筋から掴んだ一大スクープは、ひとりの俳優を窮地に陥れるための罠だった。しっかり取材をし、裏をとった上での記事化だったが、真実は未だわからないです。俳優サイドからは雑誌に対し訴えを受け、ネット上では山辺の実名や住所まで晒され、叩かれている。何もできないと感じた風未香は、ただ歯を食いしばるのみでした。宝子は言った。「世に出した記事は、一生背負うことになる。できることをやるしかないんじゃないか」その言葉を聞いて、私は映画「食運!フード・ラック」を思い出しました。NAOTO演じるフリーライターは、とある記事を書いたことで、地元に根付き愛されるパン屋を潰してしまった過去を持ちます。一度書いた記事は、なかったことにはできないです。あとからどんなに謝ろうが、撤回記事を書こうが、世に与えた印象を変えることはできないのです。山辺のことを気にかけながらも、自身の仕事を進める風未香。「ボランティアヒーロー」をテーマに、児童養護施設に寄付をするボランティアを取材しています。その関連で、過去に風未香自身が熱愛スクープを取り上げようとした俳優に話を聞くことに。彼は児童養護施設出身でした。私たちはテレビやラジオで言っていたことだから、と無条件に真実だと思い込むところがある。しかし、世に流れているすべてのことが正しいわけではないと思いました。
半径5メートルはとてもメディアのあり方について考えさせられる内容でした。週刊誌のスクープにより人生が狂ってしまうということについて考えさせられました。俳優さんが反社会的団体とつながっていたことで映画などに影響が出てしまう、ということはありそうな話ですが、それが間違っていたときに損害賠償責任にもつながり大ごとになるんですよね。山辺さんもネットでさらされてしまい恐ろしいなと思いました。落ち込む山辺さんを心配する芳根京子ちゃんが切なかったです。
宝子さんが何か過去に抱えている黒いサンタクロースもすごく気になりなっています。賞味期限の切れた牛乳で作ったケーキというと問題になりそうなフレーズではありますが、何か事情があったのではと予想させます。また、児童養護施設の子どもたちはとても喜んでいたという事実もありますよね。
ラストで永作博美さんと緒方直人さんが向き合っていたところはかなり意味ありげでしたね。過去にいろいろあったようなので来週の後編がとても楽しみです。
半径5メートル5話では週刊誌としての意義や、報道のあり方についてかなりストレートに問題提起をしている気がしました。編集者の皆さんも悩みながらも報道していることが伝わってきました。
半径5メートルの第5話の見どころは主人公の風未香の同居人の山辺が書いたスクープ記事によってどんなことが起こったのか、また、風未香が調べている、児童養護施設で匿名で寄付しているボランティアにどんな人がいたのか、それから、記者の宝子は一人で何を取材しているのかです。また、ボランティアの一人の巻上役を俳優の緒方直人さんが演じているのも見どころです。緒方さんは劇団青年座の出身ですが、去年、映画の「もみの家」でヨコハマ映画祭助演男優賞を受賞しています。
それから、半径5メートルの第5話の感想はまず、スクープが誤報だったことが、ドラマの「歪んだ波紋」に似ていると思いました。ちゃんと取材しても、取材した人が嘘を言っていることもあって、慎重に取材するべきだと思いました。
また、風未香が追っている賞味期限切れの牛乳でクリスマスケーキを作った事件はどうして賞味期限切れで作ったのか知りたいと思いました。そこには牛乳を余らすのがもったいないのか、わざとそうしたのか気になりました。
それから、巻上と不倫関係であったと当時噂をされていたのが宝子だとは意外でした。風未香は宝子のことが書けるのかどうかそれも気になりました。
6話:6月4日放送
風未香(芳根京子)は、昔児童養護施設にクリスマスケーキを配り歩いてヒーロー視されていた巻上(緒形直人)という人物が、その後あるスクープ記事をきっかけに転落し、記事を書いた記者と不倫報道までされていたことを知る。時を同じくして、宝子(永作博美)もある目的を持って巻上を訪ねていた。現地で宝子と鉢合わせた風未香は、宝子が抱えてきた秘密を知る。
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半径5メートル 第6話は、今までで1番良かったと思える内容でした。宝子が辿ってきた10年間を感じることが出来たし、そこへ風未香がうまく同調して、世間を揺るがすような大きな記事が書けたことがとても嬉しく思います。
一本筋の通った、宝子の強い信念が響いてきました。
風未香と宝子の信頼関係が深くなっていることに気づけたことも、嬉しかったです。
民宿の部屋で、過去の記事にまつわる話を淡々と話す宝子の話を聞き入る風未香の姿勢にも好感が持てました。
「鶴川ゆうは宝子さんだったんですね!」なんて、野暮な質問は心に留めてただ話を聞き続け、落ち着いたところで
「亀山宝子はペンネームだったのですね。」と言えた風未香には、「成長したね!」と声を掛けたい気持ちです。
姿の見えない山辺のことは心配が続いていましたが、やっと出社したことでホッとしました。
山辺と風未香の視線が合い、無言の会話をする2人を見ていたら、彼らの絆が深くなっていることが伝わります。
ひょんなことから始まった関係だと捉えていましたが、かけがえのない間柄となっていたことが確認できた思いです。
最も感動した場面は、宝子が涙するところでした。
巻上が息子と連絡をとれたことを、喜ぶところです!
半径5メートル第6話は宝子さんの過去がわかったことで、ジャーナリズムのあり方について考えさせられました。巻上さんと宝子さんが再会し、実は男女の仲だったのでは、と思わせる雰囲気もあったのですが、そうではなかったところは少し拍子抜けしてしまいました。スキャンダルにより、人生を狂わされてしまった巻上さんが今では子どもたちに慕われて幸せそうに暮らしているところは安心しました。また、なぜ賞味期限切れの牛乳を使ったクリスマスケーキを作ったのか、という問題もわかりましたが、もう少し深堀りしてほしかったところはあります。安全には問題ないとしても牛乳はかなり鮮度が重要な製品なので、ちょっと気になるところではあります。
また、あんなに頑なだった巻上さんが意外とあっさりと気持ちをひるがえして記事にさせてしまったことにも疑問がありました。盛岡大臣のスキャンダルについても、本人にも切り込むとかの行動もあってほしかったなと思いました。結果的に巻上さんは息子と再会できるということでハッピーエンドの様子でしたが、今まで丁寧に描かれてきた分、半径5メートル第6話は少し雑な回だったなと思いました。ラストでの永作博美さんと芳根京子さんの涙はよかったです。
また、前回山辺さんがスクープした俳優さんのことも結局うやむやになってましたが、結局事実だったんでしょうか。ちょっともやもやしました。
芳根京子さんの株がどんどん上がっています。
若手女優の中ではナンバーワンかもしれません。
このドラマも『コントラスト・ビギンズ』も素晴らしいです。
なんか、いい時代になったなぁと思います。
でも、森岡!?ギャー!」と言ってほしかった。
10年後、まさか記事になるとは思わなかったのかな。
これで舞隈さんが立ち直ったかどうかはわかりませんが…。
もう少し貴子さんの10年を知りたかったかも。
記者の仕事をしていない間、何をしていたのかなど。
でも、10年後にこの記事を出すことができたのだから、何をしていても腐らずに責任を取る方法を考えていたのかもしれませんね。ライターや記者が記事を公開したら、それで終わりということはなく、ウェブでも雑誌でも新聞でも、「公開したという事実」は残ります。
掲載した記事をきっかけに、新たな事実が発見されるかもしれません。掲載した記事が原因で、人生を狂わされた人がいるかもしれません。記事を書いて掲載する側は、その記事がどのような事態を引き起こすかを想像する必要があります。そこからリカバリーできればいいのです。たいていの場合、ドラマのようにはいかないものです。
言葉を扱う者として、言葉の持つ力を忘れないようにしたいですね。孝子さんのように、一度犯した失敗を取り返すには10年くらいかかるかもしれません。私たちは、いきなり世に出した言葉の結果について、もっともっと想像力を働かせなければなりません。
10年前、賞味期限切れの牛乳を使ったケーキを児童養護施設に寄付していたとして、製菓会社の社長・巻上がバッシングに遭いました。炎上のきっかけとなる記事を書いたのは、ライター・鶴川ゆう。亀山宝子の本名です。クリスマスケーキを寄付する、子どもたちにとっての英雄という立ち位置から一転。「偽善者」として世間から叩かれ続ける巻上。記事を手掛けた鶴川は、自分のしたことの重大さに後から気づきます。「名誉挽回する記事を書かせてくれ」と巻上に頼みますが、「それで、壊れてしまった会社や家族は元に戻るのか?」と拒否されてしまいます。食い下がる鶴川に、巻上は代替案を示します。慕ってくれている児童養護施設出身の女性が、とある議員からのセクハラ被害に悩んでいるという。決定的な証拠を元に、事実を公表する記事を書いてくれ、それが望むことだと熱心に伝える巻上。それが彼のためになるのなら、と約束した鶴川は名前を「亀山宝子」に変え、10年もの長い期間、当の議員を追うことになりました。ライターや記者が世に出す記事は、出してしまったらハイ終わり、とは決してならない。Webであっても雑誌であっても新聞であっても、媒体とは関係なく「出した事実」は残り続けます。出した記事をきっかけに、芋づる式に新たな事実が判明することもあるでしょう。出した記事のせいで、人生を壊される人もあらわれるかもしれない。記事を書き世に出した人間は、どんな事態を引き起こすかまで想像する必要があります。挽回できるならまだいいですが。大抵はドラマのように、上手く事がおさまってはくれないです。宝子のように、一度してしまった過ちを取り返すのに、10年もの歳月がかかるかもしれないのです。ふと世に出した一言がどんな結果に繋がっていくか、私たちはもっともっと、想像力を持たねばならないと思いました。
半径5メートルの第6話の見どころは主人公の風未香が児童養護施設の職員の巻上に10年前の賞味期限切れの牛乳をクリスマスケーキに使った事件について取材できるのか、また記者の宝子はどうして巻上に会いに行っているのかです。それから、宝子の役を俳優の永作博美さんが演じているのも見どころです。永作さんはアイドルグループ出身ですが、劇団☆新感線を経て、映画の「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」でいくつかの賞を取り、その後も俳優として活躍しています。
また、半径5メートルの第6話の感想はまず、巻上がどうして賞味期限切れの牛乳をケーキに入れたのかという話になるのかなと思いましたが、それとは関係のない大事なことを宝子に頼みたかったのが真相で宝子が10年かけて、そのことを記事にしたのがすごかったです。宝子は何を記事にしたらいいのかちゃんとわかっている人で記事にも責任を持って、書いていくことをこのドラマで言いたかったのかなと思いました。
また、風未香も10年前の真相をちゃんと記事にしていて、同居人の山辺が出来なかったことがやれてよかったです。山辺もそのことに気づいたなら、きっとまた戻ってくると思います。出来れば次回は登場して欲しいです。
7話:6月11日放送
風未香(芳根京子)は、山辺(毎熊克哉)がネットで顔や自宅をさらされたために風未香の部屋で引きこもり気味なことが気になっていた。そんな中、ますみ(山田真歩)とともに高名な美術評論家・美砂子(阿川佐和子)の連載エッセイの担当につく。だがますみの9歳の娘・あかり(野澤しおり)の心身が不安定になってしまい、ますみが仕事を休むたび、風未香はそのフォローで四苦八苦する羽目(はめ)となる。
https://www.nhk.jp/p/ts/E33JWZ3ZR3/
ドラマ半径5メートル第7回のテーマは、個人的に丸山と絵美に同年代であるため、スリリングな展開で、共感が深かかったです。
子供が独立して夫婦2人になり、セックスレスになり、その中で少しづつズレてくる夫婦に有様を演じている丸山の尾身としのりさんと妻・絵美の片岡礼子さんが最高でした。
特に片岡礼子さんについては存じ上げなかったので、ネットで検索して他にどんなドラマに出演されているか調べてました。
絵美の苦悩とその後に、宝子のインタビューを受けているサバサバした表示から見る絵美の心の流れを思うときに涙が出ました。
絵美は宝子には心開いたんですね。
同年代だからなのでしょうか。
宝子には本当に不思議な魅力があります。
出張ホストの取材をするときも、いつも楽しそうでした。
夫に対する『どうせ言ってもわかってくれないでしょう』的な表現の一つとして、かけていた掃除機のスイッチをオフにしないというのが痛々しくて、そして笑えました。
私もこれを夫に腹立たしい感情が芽生えたら使ってみたい方法です。
この回を見ていて、いろんな感情を体験させて頂きました。
山辺と風未香もこの回で恋人同士になって良かった。
実はこの回は夫と24歳の息子と見ていました。
山辺が風未香に告白した時に、私は思わず嬉しくて「良かった〜」と声を出してしまいました。
夫と息子に、「どんだけおばはんなん?」と引かれてしまいましたが、これからもっと幸せな展開になっていくのか、でも何かハプニングがありそうでそれも楽しみです。
半径5メートルは子育ての女性を取り巻く環境についてとても考えさせられる秀作でしたね!
私も子育て中なので山田真歩さん演じる藤川さんの葛藤がものすごく痛いほど伝わってきました。一方で芳根京子さんが演じる風未香が藤川さんのとばっちりで振り回されるのを戸惑いながら対応しているのも、過去の自分を見ているようでそれも胸がしめつけられる思いでした。働くお母さんが増えていく中で、お子さんがいない女性がそのフォローをすることは増えているでしょうし、その不満もリアルだなと思いました。
藤川さんがあかりちゃんの現状を話した時にふーみんが言ってくれないとわからないじゃないですか、と和解するところは良かったです。藤川さんも娘さんのことも仕事のこともひとりで抱えすぎだったんですよね。
デスクや香織さんがいろいろかけあってくれてなんとか撮影できた時はやはり頼れるところは頼ってこなすべきだと感じました。
青葉先生も無茶ぶりが多くてさすがにどうかなと思いました。仕事も子育ても完璧ということでしたが、実際に人を振り回してやることが完璧なのかとも感じます。また、実は子育てで悩んだりしていた、という意外なエピソードが出てくるのかと思いきやそうではなかったので拍子抜けしました。阿川佐和子さんのツンケンした演技はよかったです。
落ち込んでいた山辺君が宝子さんのおかげで気持ちがふっきれたようでよかったです。毎熊克哉さんの朗読はなかなかセクシーでした!
半径5メートル第7話もかなり社会派の内容で楽しめました。次回も楽しみです。
今回は、小学生の娘がいる編集部の仲間・ますみにフィーチャーが当てられる。長年のファンである作家先生のエッセイ担当に抜擢されたますみは、仕事も育児も完璧にこなそうと奔走するがーー夫が単身赴任のなか、ワンオペ育児になりがちなところを、なんとかフォローしてもらうことで切り抜けていた。身軽に動ける立場である風未香が、最もそのあおりを受けることに。自分の仕事もあるなか、ギリギリのところでフォローにまわる日々を送り、少しずつ風未香もくたびれてしまう。「子育てする人をフォローするのは、当たり前のことなのに」「ますみさんを責めてしまいそうになる自分が嫌で」思わず宝子に思いを吐露してしまう風未香。それを受け宝子は「それって、当たり前なのかな?」と問います。「そんなの、いつ誰が決めたの?」「その当たり前は、ふーみんだけが引き受けなきゃならないことなのかな?」世の中には、男女問わず”育児や家事をしながら仕事もする”人たちが、少なからず存在します。当たり前か、当たり前じゃないか、そんな二元論で語るのではなく、純粋に「手伝いたいから手伝う」という動機で手伝いたいなと私なら思う。あの人は小さい子供がいて大変だから、なんて理由だけで荷物を半分背負うようなことはしたくない。作中でも、ますみは「母親で大変な身だから」ではなく「手伝いたいと思える相手だから」という理由で周りの助けを得られていた。その人自身を見て手を貸したいと思ったときに気持ちよく手を貸したい。これまで抱いてきた違和感が一気に形を持った。同時に、どう考えてどう向き合えばいいのかも、わかった気がしました。
半径5メートルの第7話の見どころは主人公の風未香がどんなことにどんなことに巻き込まれるのか、風未香の仕事はどうなるのか、風未香の同居人の山辺にどんな女性が現れたのかです。
また、風未香の同僚のますみの役に俳優の山田真歩さん、美術評論家の美砂子の役に作家の阿川佐和子さんが演じるのも見どころです。山田さんはもともと演劇志望でしたが、出版社に勤めていた時期もありました。映画の「アレノ」で高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞し、ドラマなどに活躍しています。
それから、阿川さんは作家やキャスターなど、幅広く活躍していて、俳優としても最近では「あなたのそばで明日が笑う」に出ています。
また、半径5メートルの第7話の感想はまず、単身赴任の夫を持つ女性の仕事と育児の両立を今回テーマにあげていましたが、私も仕事と育児と家事を両立を目指しているので、気持ちはよくわかります。私の夫も単身赴任の時がありましたが、その時はまだ子どもがお腹の中にいたので、大丈夫でした。結局、出産後に仕事をやめてしまったのですが、次の仕事は両立できるものにしようと思いました。
また、風未香の立場だったら、私は家庭を持つ同僚を応援します。自分もそうしてきました。
8話:6月18日放送
ある日、風未香(芳根京子)は宝子(永作博美)と立ち寄った喫茶店で、中学時代の塾の恩師・阿南(須藤理彩)がバイトをしているところに出くわす。阿南のおかげで勉強が好きになったと感謝してきた風未香だったが、実は阿南は就職氷河期世代で、当時もアルバイトの身だったと知る。氷河期世代のおかれた現状が気になった風未香は、SNSで積極的に発信する氷河期世代のインフルエンサー、須川(渡辺真起子)を取材する。
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橋部さんのドラマを見ていると「描かれている側」へ引き込まれる。
自分も当事者のひとりになっている。
「全国民に謝って欲しい」という怒り。
無邪気にキラキラの会社名の名刺を出すふーみんの無邪気。
そのかつての教え子へ湧く負の感情。
私はさらに上の世代(そもそも女性の求人がなかった笑←ここは怒かしら)で、苦しかった数年間を思い出した。「頑張ることを止めないで」と自分に言い続けていた。
正義感を持って声を上げる、黙って受け入れて与えられたポジションで頑張る、相手の経験を知らないから傷つけてしまう、見えていない内側を別の視点から知ろうとする・・・それを対立するものでなく人はそのどれもになり得る、それぞれを互いに知ることも出来ると橋部さんは言っているように感じる
宝子も就職氷河期じゃないだろうか?
運よく記者になれてサンタの話でフリーになったけど苦い思いをした友達がたくさんいるような気がした。
足を踏んで気持ちの痛さを伝える。
「なんか他人事だった」そこが強い言葉を消してしまった理由。
しかしインフルエンサーの彼女が世の中の総ての人に謝って欲しいって言葉は氷河期のサイレントマジョリティには多く支持されると思う。
宝子と謝罪に行った時、風未香はクリーム色のジャケットにアイスブルーのセーター、インフルエンサーはアイスブルーのジャケットにクリームのブラウスを着てた。
なんだか2人の気持ちが通じたような見え方になってよかったです。自分達が苦しんできた働くという事、そして家庭を持つって事に苦しみもせずすいすいと正社員になってる年下の世代。
先生がみじめに思えるでも決して風未香が悪い訳じゃないって悲しさを、彼女の記事が載った雑誌を見て微笑むことができるくらいは消化できてよかった。
今回のテーマは「就職氷河期世代」。バブル崩壊後の約20年間のうちに就職活動をすることになった世代で、2021年現在、30代後半〜50代の方たちを指す。「100社受けても100社落ちる人もいた」くらいで、社会や時代のせいで人生に影響を受けた人も多かったといいます。氷河期世代の現在を取材することになった風未香。偶然、喫茶店でアルバイトをしていた中学時代の塾講師・阿南と再会する。勉強についていけなかった当時の風未香に、勉強や読書の楽しさを教えてくれた恩師です。近況報告をし合ううちに、阿南こそ就職氷河期世代であり、現在もアルバイトを掛け持ちしながらなんとか生計を立てていることを知ります。取材させてもらえないか、弁護士を紹介することもできるから、と阿南に掛け合う風未香。しかし、阿南の反応は芳しくない。風未香が理由を聞くと、「名刺かな」という阿南。「何の肩書きも持たないまま中年になった私の前に、昔の教え子が現れた」「立派な会社の名刺出されて、お茶代、払ってもらって」「自分が惨めだったの」大きなミスをしたおかげで一折から二折になった、と話す風未香に対し「私には、失敗するチャンスもなかった」と嘆く阿南。正社員になるためにたくさんの資格を取るも実らず、かつての教え子に手を差し伸べられた自分が惨めに感じられてしまう気持ち。私にも、わかる気がする。自分は氷河期世代には当たらないけれど、「肩書きのない自分」や「魅力や強みのない、何者でもない自分」が、どうしようもなく虚しく思えて仕方がない瞬間があります。もうひとり、氷河期世代にあたる女性インフルエンサーへ取材打診が通った風未香。取材そのものは順調に進んだが、女性が最後に言った言葉が風未香の心に引っかかり、記事にする際に省略してしまいます。そのことが、女性インフルエンサーの気に障ってしまいます。宝子に「どうして削ったの?」と聞かれる風未香。少々過激な言葉で、”読者の共感”を得られないと思ったから、と正直に告げる風未香に対し、宝子が返した言葉がまたもや気づきに満ちていた。「ふーみんが見てきた半径5メートルと、彼女が見てきた半径5メートルは違う」得られないと思ったのは、”読者の共感”ではなく”風未香自身の共感”では? と諭す宝子に、言葉がなくなる風未香。言葉を扱う者として、情報を発信する立場として、忘れてはならない視点を与えてくれるドラマです。
半径5メートル 第8話(6月18日放送)を観た感想です。
俳優の北村有起哉さん(海老原香織役)のファンで見始めました。
トランスジェンダー役を見事に演じてらして、毎回佇まいや立居振る舞いが美しくてハッとします。
永作博美さん(亀山宝子役)も今までになかった、
かなり個性的かつユーモラスなのにミステリアスな影もある役どころで、新たな一面が観られて嬉しいです。
芳根京子さん(前田風未香役)との、師弟関係のような、時に仲の良い姉妹のようなやりとりも物語に温かみを添えていますよね。
一見地味な題材を扱っているドラマですが、毎回見応えがあります。
特に今回は就職氷河期世代の女性を題材としたお話。
何しろわたしも昭和51年生まれ、高校を卒業する頃にバブルが弾け、大学を卒業する1999年は氷河期真っ只中。
わたしも友人も皆正社員として採用されることは難しく、フリーターでいることを余儀なくされました。
そこから正社員には一度もなれないまま結婚・出産し、社会復帰をしようにも復帰する場所はない状態。
頑張っても、並の頑張りかたでは貧しい将来しか送れない、希望を持ちづらい世代です。
須藤理彩さん演じる阿南先生の立場や台詞は、まさにわたしたち世代の代表のようでしたし、
渡辺真起子さん演じる須川さんの強い発言に胸が苦しくなりつつも
最後まで目が離せませんでした。
ずっと見て見ぬ振りしてきた悔しい気持ちが溢れ出てきてしまいました。
スカッとするわけじゃないけど、胸の中に小さな波が押し寄せてきます。
半径5メートル8話は就職氷河期のリアルな非正規社員を姿を描いており、胸が痛くなりました。私自身は人材派遣会社に勤めており、野良犬さんや阿南先生のような非正規の人たちをたくさん見ていたので他人事とは思えない気持ちでした。
野良犬さんのインタビューはかなり過激な内容でびっくりしました。怒りが不当解雇された会社だけではなくて、ぬくぬく生きている人たちにも向いているところを風未香と同じく怖いなと思ってしまいました。渡辺真起子さんがすごく適任なキャスティングでしたね。
一方で昔風未香の塾の先生の阿南さんが正社員になれずに今でもアルバイト生活をしている、というとことも結構リアルだと感じました。
出てきた派遣会社の名前が「パトワ」ということで、実在する大手派遣会社を揶揄しているのではないかとちょっとぞくぞくしました。NHKらしからぬ演出でしたね。
阿南さんが風未香に対して「会うのが嫌だった」と本音を伝えて、大手出版社で働く風未香をうらやましいという思いを持ってしまった、というところがすごく切なかったです。風未香が悪いわけではないけれど、元教え子が自分よりも上の立場になってしまったらそういう気持ちになってしまうのは当たり前だと思います。
芳根京子さんの悩む姿が印象的でした。また、宝子さんが「ふーみんの見ている半径5メートルと彼女たちの半径5メートルは違う」とバッサリ言うところはすごく心に響きました。本当にその通りだと思います。気持ちは100%わからないけれどわかろうとする姿勢を風未香に感じました。永作博美さんの突っ込みも素晴らしかったですね。戸惑いながらも誠実に就職氷河期時代の方々の声を記事にして世間にしっかりと伝えた風未香はすごく意義のある仕事をしたなと思いました。
半径5メートルの第8話の見どころは主人公の前田風未香が何を取材しようとしたのか、風未香が偶然誰に会ったのか、風未香がどう変わったのかです。また、風未香が取材した人の役を俳優の渡辺真起子さん、風未香が偶然会った人の役を俳優の須藤理彩さんが演じるのも見どころです。渡辺さんはモデル出身ですが、映画の「チチを撮りに」で数々の賞を取っています。須藤さんは所属事務所の「100時間オーディション」で合格して、俳優として活躍しています。ドラマの「天うらら」に主演として出ているので、風未香役の芳根京子さんと一緒で、NHKの朝ドラの主演を務めた人が二人ドラマに出ていることになります。
それから、半径5メートルの感想はまず、就職氷河期の人がどのように生きていたのか、私も知らなくて、フィクションでも勉強になりました。また、風未香のように就職氷河期を知らない世代から見た視点がちゃんと描かれていて良かったです。
それから、今回、須藤さんが出ていましたが、私は天うららをほぼ全部見ていました。そこから、演技が上手になり、一人前の俳優になったことにすごく感動しました。また、渡辺さんも経歴を知って、そんなにすごい俳優さんだというのは驚きました。
9話:6月25日放送
風未香(芳根京子)がかつて熱愛スクープを撮ろうとして失敗した浅田航(倉悠貴)に、新恋人が出来たという報道が流れる。お相手はITベンチャーのやり手社長・興津美咲(西原亜希)。その会社が自治体に納入している子育てアプリを宝子(永作博美)と共に取材する風未香だったが、アプリが不具合を起こしていることがわかると、興津の会社を信用しない山辺(毎熊克哉)と取材方針が対立することに……。
https://www.nhk.jp/p/ts/E33JWZ3ZR3/
ドラマ「半径5メートル」の再放送日時は?見逃した方へ
一般的にテレビドラマは、放送時間帯を変えて再放送される場合があります。
そこで、ドラマ「半径5メートル」の再放送は予定されているか確認しましたが、現時点では再放送日時は判明しませんでした。
今後、人気や視聴率の具合によっては再放送される可能性がありますが、再放送を待つよりも今動画を視聴したいものですよね。
再放送の代わりに公式見逃し配信で無料視聴できるU-NEXTをご利用ください。
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