【公式見逃し配信動画】小吉の女房2を無料でフル視聴する方法！ドラマの再放送情報とキャスト沢口靖子一覧まとめ

幕末間近の天保期。貧乏旗本・勝家の女房・お信(おのぶ)は、やりくり苦労をしながらも、無邪気な笑顔も絶やさない。身分にとらわれず、人に分け隔てがなく、度胸の良さも満点だ。夫は、勝小吉(かつ・こきち)。生来の無鉄砲。腕はめっぽう強く、頼まれたら嫌とは言えない。息子の麟太郎(りんたろう)は、利発で聡明、世を憂い蘭学を志し、やがて「勝海舟」として江戸の人々を救うことになる…。時代は天保の改革。騒がしい世情に加え、小吉が持ち込む厄介ごとに、毎回お信はてんてこまい。更には麟太郎が深川芸者と運命の恋に落ちる！勝家は、今日も騒動続き･･･！

引用元：NHK公式サイト（https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/7000/432821.html）

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勝家の女房・お信（沢口靖子）は、お金の苦労をしながらも、無邪気で笑顔を絶やさない。夫の小吉（古田新太）は、生来の無鉄砲者。両親を見守るのが、やがて「勝海舟」として江戸の人々を救うことになる息子の麟太郎（鈴木福）。お信と小吉は、地主・岡野家のトラブルに巻き込まれる。悪党・丈助（マキタスポーツ）に騙され当主（中村靖日）と祖母（松原智恵子）は窮地に立たされる。小吉が丈助と対決するが一筋縄では行かず…。

https://www.nhk.jp/p/ts/VNWN1ZKK7J/episode/te/4V1KRZ1JMX/

勝小吉と女房のお信は、大身旗本・岡野孫一郎と祖母の多賀を助けるために、騒動に巻き込まれる。悪党の用人・丈助に謀られ大金が必要になり、小吉は岡野家の知行所である摂津の農村まで出向いて、金を作ろうと算段するが、したたかな百姓たちを相手に大苦戦。一方、江戸で留守を守るお信と麟太郎は、岡野家を襲うならず者たちと対決することに…。そして奔放な小吉を見守ってきた兄・彦四郎には死期が迫っていた。

https://www.nhk.jp/p/ts/VNWN1ZKK7J/episode/te/6MPR9PQXK4/

幕末の江戸城無血開場を西郷隆盛と共に実施した勝海舟は、良く知られています。江戸後期から、明治初期に至るその存在感は、誰もが認めるところです。それは、当時武士であれば当たり前の攘夷主義の中で、いち早く海外に眼を向け、諸外国の属国にならないためには、どうすれば良いかを、侍や武士という枠を外して考え実行した幕末の英雄の一人です。では何故、彼はそのような、見識を身に付けたのか？もしかするとそれは幼少期からの彼の環境にあるのではないか。まさにこの作品は、勝海舟の家族達を中心として描かれています。彼の父親こそが勝小吉であり、小吉の女房、つまり勝海舟の母親が、このドラマの主人公となります。演じるのは、沢口靖子です。勝家に起きる様々なエピソードが沢口中心に描かれて行きます。幕末近くの鬱とした時代でありながら下級武士の生活がイキイキと描かれます。今回も小吉の不祥事から、屋敷替えを命じられますが、決して卑屈にならず、家族、友人達と笑いながら、転居して行きます。その中で光るのが、沢口靖子の天然の演技です。常に前向き、くよくよしない、深く考えない。さすがは、勝海舟の母親だと考えされられます。沢口靖子は今まであまり、女優としては評価していませんでしたが、一番の当たり役だと思います。

お信（沢口靖子）と小吉（古田新太）を影ながら見守ってきた幕府の実力者・中野碩翁（里見浩太朗）だったが、政争の果てに旗色が悪くなっていた。そんな頃、勝家では小吉が珍しく体調を壊し、お信は心を痛めていた。碩翁は町中でお信とばったり出会い、小吉の平癒祈願のお参りや、自宅の豪奢な庭の見物にお信を連れ回す。碩翁のことを「植木屋のご隠居」と思い込んでいる無邪気なお信の姿に、碩翁は心癒やされていく。

https://www.nhk.jp/p/ts/VNWN1ZKK7J/episode/te/LGLJKN4K3Y/

世は天保の改革、庶民に奢侈を禁じる厳しすぎる政治に江戸の街は疲弊し、お信（沢口靖子）の周りにも被害をもらたしていた。成長した麟太郎（稲葉友）は芸者のお民（大西礼芳）や火消しの頭・新門辰五郎（市川右團次）と知り合い見聞を広め、改革を憂いていた。麟太郎は小吉（古田新太）の友人・都甲斧太郎（風間杜夫）という風変わりな蘭学者に弟子入り、庶民から出世したナポレオンの存在を知るなど、蘭学に傾倒していく。

https://www.nhk.jp/p/ts/VNWN1ZKK7J/episode/te/NRZWP2R2NJ/

後に勝海舟となる麟太郎の生育を描き二シーズン目を迎えた『小吉の女房2』。タイトル通り母・信が軸になって話が進みます。父・小吉は情に厚く曲がったことが許せない人物。ゴマすりや上の顔色をうかがうのが苦手で出世に縁がないため勝家はいつも生活がちょっと大変です。『小吉の女房2』4話では朝の味噌汁に具があると麟太郎が喜ぶシーンがあり内情が伺えます。「四日ぶりだ!」「いえ、三日ぶりです」という小競り合いをちょっとおませな娘・お順が「三日ぶりです」ときっぱり納めるのが微笑ましく、家族の雰囲気がよく伝わってくるいいシーンです。しかしこの4話では天保の改革が庶民の暮らしに大きな影響を与えていた様子が具体的に描かれ、当時の重苦しさがよく伝わってきました。贅沢を禁じるお触れが出る中、袖の下をもらい手心を加えた目付が捕まります。誰かが密告したためで、それは人々の疑心暗鬼を生み、誰も信じられない空気に息がつまりそうだったでしょう。そんな中、馬の医者として有名な都甲と出会い世界を俯瞰する意見に大きな影響を受けた麟太郎。ナポレオンの武器は「胆力と知識」と聞き熱心に勉強するようになる麟太郎に海舟の片鱗が見えてきました。俳優も鈴木福から稲葉友に変わり好感度も上がります。決して出しゃばらずいつも穏やかだけれど自分の考えをしっかり持つ信。演じる沢口靖子の笑顔に心が安らぐドラマでもあります。