イチケイのカラス 第４話（4月26日）ドラマ感想や考察ネタバレ！評価口コミはつまらない？見逃し配信無料視聴方法も

東京地方裁判所第３支部第１刑事部、通称「イチケイ」を舞台に、刑事裁判官の入間みちお（竹野内豊）の何者にも染まらずに、真実を求めて展開をしていくドラマです。

毎回あの言葉からひきこまれます。「職権を発動します・・・。」と同時に、入間判事押しの傍聴者役を回ごとに違うコンビ芸人が登場。

結構、次は誰がくるかと楽しみになる。そして、ともにいる書記官などの心の中の叫びのリズム感にも、さらにテレビに入り込んでいく。

第３話目は、イチケイの総括判事（小日向文世）の関わりのある案件。このドラマの本筋が見え始めたな。

と、これからの深みへの期待がたかまりまじめた。

イチケイを建て直すために異動してきた坂間千鶴（黒木華）にも変化が見えてきて、もう画面に釘付けになっています。

後半の黒木華が素になるとはろは、心の変化を応援したくなる。

そして、審判を下す裁判官、入間みちおが被告人と同じ高さで、優しく端的に語る姿に、人間味を感じます。

一つの真実に向けて、イチケイの仲間のコンビネーションは、適度な緊張感と綿密なチームワークの演出で、魅了させられています。

裁判官を中心としたドラマは、これまであったでしょうか。

周りを固める演出も、堅苦しさの中にも、コミカルさも見え、次回は、どんな入り方になっていくなかな。と、想像してしまいます。

きっと、関係図の形や繋がりの線の太さも、こわっていくんだろうな。

と、見ています。そうそう、法廷へ向かう際の、法服を羽織るシーンは、わたしにとって素敵なワンシーンです。第３話は、DVも絡み、少し悲しい場面もありましたが、真実に向きうう強さを考えさられました。

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ドラマ　イチケイのカラス　第4話（4月26日放送）
今回は坂間（黒木華）の成長が見られる回になっていました。効率を重視して働いているようにみえて、実は誰よりも人らしい気持ちを持っている坂間。だからこそ効率を重視しているベルトコンベアーのような働きを指摘されたのは、傷ついたのだろうと思いました。
そんな繊細な坂間が繊細な少年事件を扱うところが見どころでした。坂間はもちろん少年の望月（田中偉登）の坂間に向けた攻撃的な目線が社会に対して向けられているような演技は胸に刺さります。また言葉ない訴えに迷いに迷う姿に、さりげなくサポートをする入間（竹野内豊）、駒沢（小日向文世）の優しい目線、言葉にはこちらまで癒されます。その中で、ついに坂間の口から出た「職権を発動します！！」は予想はしていましたがグッときました。傍聴席での入間ったーー！！にもクスッとさせられます。
最後の結末は、胸が締め付けられるような結末で、号泣というよりスーっと涙がこぼれてきました。「誰か守る」ということが、すれ違ってしまう。真実を明らかにすることが正しいのか考えさせられました。そしてその中でも凛とした姿で最後まであり続ける坂間、すべてが終わった後に泣き崩れる姿にベルトコンベアー裁判官ではなく、裁判官として、人としての姿と成長が見えました。

イチケイのカラス　第４話は、AIには裁けない、血のつながった兄弟以上の赤の他人同士の絆がテーマです。
坂間の妹の絵真が登場し、姉がどんな裁判官かと心配します。
すると、入間が、公判の傍聴を勧めると、長崎の神童と言われた坂間が迅速に判決を出し、ベルトコンベヤー裁判官と評され、第三支部で最速の裁判官と言われるのが、笑えます。
入間が、ＡI裁判官をどう思うかと問いますが、入間は人にしか裁けない裁判があると言います。人間でなければ理解できない、心の機敏がAIには理解できないと言いたかったのだと、思います。
一方、家裁から送致された被告は17才の望月でレジャー施設のバイトをしていて売上金5千万円の窃盗をし警察に追われ、盗んだ金をビルの非常階段から、ばらまきました。
坂間は少年の案件は初めてだと言うと、入間は笑いながら裁判の主席は坂間がいいと駒沢に進言します。
すると公判で望月は弁護人にも完全黙秘します。
入間は裁判所捜査を提案し、坂間らが望月のいた養護施設に調査に行くと、望月には兄弟になろうと決めたリクとミキという仲間がいました。
入間はミキの手の怪我を見逃さなかったのは鋭い観察力でした。
2回目の公判で、ミキがジェットコースターの事故で手の麻痺になり、音楽家を諦め、望月は責任を感じ裁判で無罪になった遊園地の社長を恨んでいたようです。
入間らは遊園地に調査にいくと、相手は過失は認めませんが、望月が遊園地にバイトして真相を調べていたようです。
一方、事件後に望月がリクに会っていた画像が見つかりますが、望月は真実を隠したいようです。
なぜなら、盗んだ金からミキの手術費用をぬいてリクに渡して、金をばらまけば目的が、わからなり、リクをかばいたかったようです。ミキは、うすうす犯罪を感じていて、重い罪にしないように頼みます。
坂間は、望月が自分が罪をかぶってでも仲間を助けようとした思いを、どう裁くのか悩んだようで、AIのように割り切れないようです。
坂間は執行猶予つきの懲役３年の判決を出します。人生は思い通りにならないが、投げてはいけないと望月にいうと、望月は、坂間に、何がわかるかと言いますが、坂間は、怒り、苦しみを受け止めて乗り越えて生きていくのを願うと諭します。
入間は冷静に考えた坂間にしかできない裁判だと教えたかったようです。
すると入間は青山弁護士に頼み、民事訴訟を行うと言ったのは、粋なはからいでした。

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